7月28日(土)に会津美里町を流れる宮川の高橋頭首工上流右岸に於いて「清流魚の放流」を行いました。漁協として地域の河川をお借りして放流事業などを行い魚族の保護増殖を図っていますが現状では川から子供たちが離れて行っており、川で遊ぶ子供たちを見ることは少ないのが現状です、安全に楽しく川で魚捕りや水遊びができるように以前から地域の子供会や幼稚園、保育園などと協同して子供たちへの放流支援活動を実施、母なる川の身近にある自然環境をいつまでも守って行こうと始めたものです。
今回は荻窪子供会の8人の子供と父兄7人が放流を行い会津漁業協同組合、NPO法人会津阿賀川流域ネットワークがお手伝いをしてイワナとヤマメ20kgを放流しました。
子供たちはバケツに入れた稚魚を、「元気で大きくなるんだよ。」、「宮川が、将来にわたっていつまでもきれいな川であってほしい。」と願い、一匹ずつやさしく放流していました。川面をさわやかな風が吹き抜ける中で、目で見て肌で感じて行なった放流は楽しい夏の思い出になったようです。
放流を終えて子供たちの心の中に、「川の環境を守ろう」という意識が少し芽生えたかな、と感じました。
今回の放流は、我々、会津漁業組合が加盟している、NPO法人会津阿賀川流域ネットワークの協力を得て放流をお手伝いしました。